なぜ複数アプリの中から選ばれたのか ――業務効率化の先にあった社内様式の統一へ――
アローコンサルタント株式会社
技術2部 中山 法俊 様
取材日:2026年4月

アローコンサルタント株式会社様は、愛知県を拠点とする建設コンサルタントで、農業土木や河川・水利施設に関する調査・設計を中心に事業を展開されています。
昭和46年の設立以来、地域インフラの維持管理や防災・減災に関わる業務を通じて、社会基盤の安全性向上に貢献されてきました。
現地踏査や点検、機能診断など現場に密着した業務に強みを持ち、効率化や品質向上に向けた新たな技術・ツールの活用にも積極的に取り組んでおられます。
今回は、現地踏査アプリ「iTEN-FS」の導入の背景と効果についてお伺いしました。
このページでは、【現地踏査アプリ「iTEN-FS」】をご利用いただいているお客様の声をご紹介いたします。
「iTEN-FS」を導入しようと思った理由から、現在の利用状況、今後の課題等をお伺いしました。
現地踏査アプリの導入をご検討中のお客様は、ぜひご参考にしてみてください。
アローコンサルタント株式会社 様のご紹介
| 会社名 | アローコンサルタント株式会社 |
| 住所 | 愛知県名古屋市熱田区新尾頭二丁目2番32号 勢州館金山ビル内 |
| URL | https://arrow-c.co.jp/ |
| 設立 | 1971年 |
|
登録 | ・建設コンサルタント業 ・測量業 ・地質調査業 ・一級建築士事務所 |
01 voice
iTEN-FSを導入する前の現地踏査・点検方法における問題点と課題を教えてください。
iTEN-FSを導入する前は、現地調査ではデジカメと紙の図面を持参して対応していました。現場では写真を撮影しながら図面にメモを書き込む必要があり、手がふさがってしまうことが多く、作業効率の面で課題を感じていました。
さらに、1日の現場で撮影する写真は50枚から100枚程度、多いときには数日分で300枚程度になることもあり、帰社後の整理作業にかなりの手間がかかっていました。
写真整理はその日のうちに行うこともありますが、複数日にわたる調査の場合はまとめて後日整理することも多く、その際に「どの写真をどの方向から撮影したのか」「何を目的として撮影したのか」が曖昧になってしまうことが大きな課題でした。
また、現場で撮影した人と社内で台帳を作成する人が異なる場合もあり、その場合は写真と図面だけを頼りに内容を推測する必要がありました。
結果として、地形図情報などで場所を確認しながら作業したり、撮影者に確認するやり取りが発生し、作業全体の非効率につながっていました。
02 voice
複数あるアプリの中から、なぜこのiTEN-FSを選定されたのか教えてください。

iTEN-FSを知ったきっかけは、綜合システムからの資料提供でした。その後、他社のアプリも複数比較しましたが、施工会社向けで写真台帳の作成や電子黒板機能に特化したものが多く、現場で必要としていた機能とは少し方向性が異なる印象を受けました。
こちらとしては、台帳をこれまでは担当者ごとに異なる様式で作成していたため、社内様式を統一したいという課題がありました。また、現地踏査そのものの効率を上げたいという目的もあり、単なる台帳作成ツールではなく、現場から内業まで一連の流れを改善できるものを探していました。
その点でiTEN-FSは、位置情報や撮影方向を含めた形で記録できるため、位置図の作成や写真整理の負担を大きく軽減できると感じました。さらに、現場で得た情報をそのまま整理された状態で扱える点が、現地踏査の効率化と社内の運用統一の両方に有効だと判断し、導入を決めました。
また、過去にスマートフォンで撮影した写真であっても位置情報が付いていれば取り込める点や、音声入力機能なども魅力に感じました。
03 voice
実際にiTEN-FSをどのような業務で利用されているか教えてください。
現在は、農業用排水路の調査設計や現地調査、樋門の機能診断といった業務で活用しています。
写真台帳については、iTEN-FSからExcelで出力し、1ページに3枚配置する形式で利用しています。そのまま使用する場合もありますが、業務によっては補足情報を付け加えています。
また、樋門の機能診断では専用様式があるため、iTEN-FSで整理された写真を取り出し、帳票に貼り付けて使用するなど、業務に応じて柔軟に運用しています。
位置図については、これまでは現場で紙の地形図に番号や矢印を書き込み、それをもとにCADで整理・作成していましたが、記憶に頼る部分も多くありました。
iTEN-FSを使うようになってからは、写真に位置情報や方向が紐づいているため、どの位置からどの方向に撮影したのかが明確に確認できるようになりました。その結果、CADでの作図時にも迷うことが減り、位置関係の確認が格段にしやすくなっています。


04 voice
iTEN-FSの導入によりどのような効果があったか教えてください。

導入後は、位置図作成や写真台帳作成にかかる時間が体感で半分程度に短縮されました。これまで帰社後に写真の位置や方向を思い出しながら整理していた作業が、位置情報と撮影方向によって明確に把握できるようになったためです。
さらに、現場で写真の撮り漏れがないかをその場で確認できるようになった点も大きな改善です。
従来は帰社後に不足に気づくケースもありましたが、現場で即時確認できることで手戻りが減少しました。
また、写真の情報が整理された状態で共有できるため、内業担当者との認識のズレも減り、社内のコミュニケーション効率も向上しています。
全体として、現地調査から台帳作成までの一連の業務がスムーズになったと感じています。
05 voice
iTEN-FSの導入を検討している企業様へアドバイスをお願いします。
無料トライアルに加えて、リモートデモでの説明を受けることをおすすめします。トライアルでは利用できない機能まで詳しく知ることができます。
アプリ使用者(写真撮影者)がほぼワンオペで位置図や台帳の作業までできるのは大変便利だとアプリを使用して改めて思います。
まずはあれこれ試してみて社内でアプリについての情報共有をすることで、作業効率アップとともに会社にとって良いアプリの使い方も見えてくる気がします。
アローコンサルタント株式会社様、ありがとうございました!
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